SEAnews 1996-05-14 ArtNo.6044

【クアラルンプル】モトローラ・アジア・パシフィックLtdインフォメーション・システム・グループ(ISG)は先週火曜、同社製外置きモデム“ライフスタイル”及びモデム・カード“モンタナ”のマスター・ディストリビューターにシンガポール拠点のＣＳＡディストリビューションLtdを指名したと発表した。
ＩＳＧのRon Waeghe重役(GM)によると、ＣＳＡはマレーシア、シンガポール、インドネシア、ミャンマー、ベトナムおけるマスター・ディストリビューターを務めるが、決して総販売代理と言う訳ではなく、5つの流通チャンネルの1つをなす。他の4つのチャンネルはシステム統合(SI)、付加価値ディストリビューター(VAD)、付加価値リセーラー(VAR)、テレコミュニケーションで、ＶＡＤ／ＶＡＲ／テレコミュニケーションは1チームを形成する。ＩＳＧは向こう12カ月間のモデム売上を700万米ドルと予想、マスター・ディストリビューターと他のチャンネルのマレーシアにおける売上貢献比率は40：60、また東南アジア5カ国の比率はマレーシア、シンガポールが各30％、インドネシアが25％、ベトナム／ミャンマーが残りを占めると見ている。いずれも28.8ＫＢＰＳのライフスタイルとモンタナ(来月発売)の市販価格は980Ｍドルと1200Ｍドルで。ＣＳＡは傘下のディーラー800店を通じて当初月間2000ユニット、年間2万5000ユニットの販売を目指すと言う。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:5/13)