1996-05-10 ArtNo.5991
◆<星>発明開発スキーム下に32社にS$4300万補助
【シンガポール】シンガポール政府は新設の発明開発スキーム(IDS)下に32社の研究開発(R&D)事業33件に4300万Sドルを補助する。
ヨー・チュートン通産相が8日催されたIDS認定証の授与式の席上語ったところによると、5億Sドルの同スキームの下、別に200件のR&D事業に対する補助が検討されている。昨年9月にヨー通産相が発表した同スキームではR&Dコストの50~70%、最低5万Sドル/最高790万Sドルが補助される。同スキームは経済開発局(EDB)が運営に当たるが、建設業開発局(CIDB)、国家コンピューター局(NCB)、シンガポール生産性標準局(SPSB)、シンガポール観光局(STPB)、貿易開発局(TDB)も参与する。この日IDS認定証を授与された電子産業から観光業に至る企業32社の内訳は、多国籍企業7社、成長の潜在性を有する地元企業7社、地元大企業6社、中小企業12社で、R&D期間は半年から3年に及ぶ。(ST,BT,LZ:5/9)
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