1996-05-09 ArtNo.5985
◆<馬>タイム/UEM子会社、海底ケーブルの保守会社設立
【クアラルンプル】タイム・エンジニアリングBhd子会社のタイム・オートメーション・アンド・マネージメント・サービシズSdn Bhd(TAMS)とユナイテッド・エニジニアーズ・マレーシアBhd(UEM)子会社のTLジェオハイドログラフィクスSdn Bhdは、海底ケーブルの管理を手掛ける授権資本500万Mドル、払込資本250万Mドルの合弁会社ユニタイム・サブマリーン・ベンチャーズSdn Bhdを設立した。
タイム・テレコミュニケーションズ(タイム・テレコム)はこれ以前にTAMSにマレーシアにおけるフェストゥーンドゥ光ファイバー海底ケーブル・ネットワークの第1次保守契約(95/11/1-97/12/31:26カ月)を発注していたが、TAMSは同契約を改めてユニタイムに発注した。またタイム・テレコムは第2次保守契約(98/1/1-2010/12/31:13年)を直接ユニタイムに発注した。タイム・テレコムは第1次及び第2次契約とも年間2800万Mドルを支払う。しかし第2次契約は当初3年が確定契約で、その後10年は5年ごとのオプション契約となっている。
TAMSはタイム・テレコムとの契約に基づき半島マレーシア沿岸にフェストゥーンドゥ光ファイバー海底ケーブル網を敷設している。またTLジェオハイドログラフィクスは域内のオフショア産業会社に海床/水中の調査、海事ナビゲーション・追尾サービスを提供している。ちなみにタイム・エンジニアリング、タイム・テレコム、UEMはいずれもレノン・グループのメンバー。(MBT:5/8)
|