1996-05-09 ArtNo.5982
◆<馬>ジョンソン・マセイ、触媒コンバーターの製造開始
【クアラルンプル】ジョンソン・マセイHicom Sdn Bhdは、2000万Mドルを投じてニライに建設した工場で最終的に年間150万~200万ユニットのオートキャタリストを製造する。
ジョンソン・マセイPlcのマイケルJ.クリアー社長(触媒システム/生物医療機器部門)が7日語ったところによれば、同社が1994年にHicom Bhd及びK-Zaq Sdn Bhdと50:30:20の出資率で設立したジョンソン・マセイHicom Sdn Bhdは6カ月前にニライ工場におけるオートキャタリストの製造を開始、これまでに輸出向けプロトン車用に2万ユニットを製造したが、より厳しい排ガス規制が導入される来年からは全てのプロトン車に同社製品が装備される。ニライ工場で製造されたオートキャタリストはローカル製の触媒コンバーターのボディーに据え付けられる。同コンバーターの価格は1ユニット400Mドルと日本製に比べ割安な上、排気ガス中の90%の有害成分を転換、走行距離16万キロまで使用できる。同社はミツビシ、ホンダ、フォード・マツダ等、域内で製造させる他社製品にも売り込みを図る計画と言う。(MBT,STAR:5/8)
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