SEAnews 1996-05-08 ArtNo.5965

【シンガポール】米国ディスク・ドライブ・メーカーのシーゲート・テクノロジーはアンモーキオの新ビルに移転するためカラン・バルのシーゲート・ビルを売却するが、アナリストは3500万～4000万Ｓドルの値が付くものと予想している。
ジュロン・タウン公社(JTC)から60年契約で借り受けた10万8500平方フィートの敷地に建てられた床面積22万平方フィートの同ビルの残余リース期限は45年で、市場筋は売却価格が平方フィート当たり最高180Ｓドルに達すると見ている。販売代理を務めるコリアーズ・ジャーディンによると、セントラル・エリアに位置する既成のビルやコーポレート・オフィスを物色するハイテク製造企業に適していると言う。同社は既に複数のバイヤーと商談を持ったが、適当なバイヤーが見いだせない場合は公開入札にかけるとしている。ＪＴＣの規定では、50％まで賃貸できるが、アナリストは平方フィート当たりの月間賃貸料は2.5Ｓドルが見込めるとしている。(BT:5/7)