1995-02-21 ArtNo.596
◆<馬>シーメンス、半島縦断高速鉄道計画の事業化調査完了
【クチン】シンガポール/マレーシア/ハジャイ(タイ)を結ぶ高速鉄道サービスの事業化調査が完了、今週中にも調査報告書が総理府経済計画局(EPU)に提出される。
アバン・アブ・バカル総理府相が18日に催されたハリラヤ・チャリティー・ショーに出席後語ったところによると、同鉄道はマレーシアにおけるものとしては最も先進的なシステムになる見通しで、その規模の大きさから第7次もしくは第8次マレーシア計画の下に初めて実行される。今回の報告書はドイツのシーメンスと巡礼基金(タブン・ハジ)が合弁で6カ月をかけて作成したものだが、少なくとも別に2社が同様な調査報告書を作成する見通しだ。巡礼基金は長期計画に基づき投資領域の拡大を図っており、子会社のタブン・ハジ・テクノロジーSdn Bhdは新首都空港の空港管理システム入札に応札、別の子会社はクアラルンプル証取上場を準備している。しかし依然として農園事業が同基金の主要な投資領域と言う。(NST,NS:2/19)
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