1996-05-07 ArtNo.5955
◆<馬>マイクロソフト、東南アジア・ユニットを新設
【クアラルンプル】マイクロソフト・コープはアジア太平洋地域業務再編計画の一環として東南アジア(SEA)ディビジョンを新設、その長にクアラルンプル駐在のJohn Lauer氏(34)を指名した。
マイクロソフトのOrland Ayala副社長が先月24日発した内示によると、アジア太平洋地域にはLauer氏に率いられるSEAユニットの他、オーストラリア/ニュージーランド・ユニットとファー・イースト・ユニット(日本/中国/香港/韓国/台湾)が設けられ、それぞれChris Kelliher重役(GM)とチャールズ・スティーブン副社長がその長に指名された。同人事は7月1日に発効する。これに伴いLauer氏はアヤラ副社長に報告義務を追い、後者はまたSteve Ballmer副社長に報告を行う。これまでシドニーをベースにアジア太平洋地域業務を監督してきたジェフ・ラム取締役は本社に戻り、テレコミュニケーション企業とマイクロソフトの調整役を務める。Lauer氏の最初の任務はSEAユニットの本部をどこに設置するかを決めることだが、マレーシアとシンガポールのいずれかになる見通しだ。マイクロソフトのマレーシアにおける昨年の売上は137%増の2000万米ドルをマーク、東南アジア地区ではシンガポールとタイに続き3位を占めた。(コンピュータイムズ:5/6)
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