1996-05-07 ArtNo.5954
◆<馬>サプラ、テレコム・マレーシアに電話事業権益売却提案
【クアラルンプル】サプラ・ホールディングズはテレコム・マレーシアBhd(TMB)にセル式電話と公衆電話事業の権益売却を提案している。
ブミプトラ実業家サムスディン・アブドゥル・カディル氏のファミリー企業サプラ・デジタル・ホールディングズは傘下に上場企業2社、即ち公衆電話会社のユニフォン・テレコムズBhdとサプラ・テレコムズBhd(STB)を有する他、ADAMパーソナル・テレコミュニケーション・ネットワーク(PCN)を経営するサプラ・デジタルSdn Bhd(SDS)を有する。SDSにはサプラ・ホールディングズが70%、STBが19%出資、ユニフォンにはサプラ・ホールディングズが50%出資している。またSTBにはサプラ・ホールディングズが30%、ユニフォンが33%出資している。消息筋によれば、シャムスディン氏はTMBに対して合弁の持ち株会社を設立して、ユニフォン、STB、SDSにおけるサプラ・ホールディングズの持ち株を買収することを提案しているようだ。既に同提案は書面で提出され、目下TMB取締役会の検討に付されていると言う。(BT:5/6)
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