1996-05-04 ArtNo.5923
◆<馬>TNB会長、バクン発電事業会社の電力価格に不満表明
【クアラルンプル】電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)のアニ・アロプ会長は2日、バクン・ダムの開発を手掛けるEkran社が提示した1ユニット当たり18.5Mセントの電力供給価格は余りに高すぎると不満を表明した。
TNBのアニ・アロプ会長が2日語ったところによると、独立電力業者YTLコーポレーションのユニット価格は15.54Mセント、ゲンティン・サンイエン及びシカップ・エナジ・ベンチャーズのそれは各13.5Mセントで、TNBは消費者の利益を守る上からもEkranの提示価格は受け入れがたいと言う。しかしアニ・アロプ会長は交渉が決裂するほどの困難に直面しているとは思わないとの考えを語った。(NST:5/3)
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