1996-05-04 ArtNo.5922
◆<馬>トランスフィールド、M$4千万送電線敷設契約獲得
【クアラルンプル】オーストラリアのトランスフィールド・グループ傘下のトランスフィールド・リソーシズは2日、電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)と、総額4000万Mドルの送電線(275KV(キロボルト)/132KV)納入敷設契約を結んだ。
TNBのアニ・アロプ会長によると、コナートブリッジとゲンティン・サンイエン発電所を結ぶ39キロの送電線敷設の工期は20カ月で、1997年9月末の完工が予定されているが、トランスフィールドのこれまでの実績から、7月には完成できる見通しだ。TNBは昨年送電線網の拡充に10億Mドル以上を投じたが、今年は更に15億Mドルを投じる計画と言う。
トランスフィールド・リソーシズに改名する以前のトランスフィールド・マレーシアの55%の権益を最近買収したユソフ・ジュソ氏によると、年商23億Mドル、手持ち受注額70億Mドル以上のトランスフィールド・グループはオーストラリア最大のエンジニアリング/建設会社で、トランスフィールド・リソーシズの従業員に対する技術移転にも極めて積極的と言う。(MBT:5/3)
|