1996-04-30 ArtNo.5874
◆<星>富士通、テレテク・パークとアンカー・テナント契約
【シンガポール】富士通は26日、テレテク・パークと5000平米の賃貸契約を結び、同パーク初のアンカー・テナントとなった。
この日パシル・パンジャン・ロードのサイエンス・パーク内において棟上げ式が行われたテレテク・パークは、シンガポール電信局(TAS)、シンガポール・テレコム、テクノロジー・パークス、シンガポール・テクノロジーズが合弁で8000万Sドルを投じ開発するもので、今年第3四半期の完工が予定されている。富士通は3階建て、総賃貸スペース1万8500平米の同コンプレックスの25%のスペースを占拠することになる。富士通(S)Pte Ltdのチュン・テョヒュ重役(MD)によると、同社は年内にR&D活動に500万Sドルを投じ、同パークに少なくとも3つの技術支援センターを設ける。これらのセンターではコンピューター支援デザイン、チーム・ウェア・プロダクツ、ポイント・オブ・セール・システム等に関わる研究が進められ、ソフトウェアとハードウェアのカスタマイズが主要な業務となる。シンガポール・オフィスのスタッフは現在190人だが、向こう2年間にR&Dスタッフの数も2倍に拡大されると言う。(ST,BT,LZ:4/27)
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