1995-02-20 ArtNo.587
◆<泰>ユーコム、移動体電話子会社を通信局との合弁経営に転換
【バンコク】ユナイテッド・コミュニケーション・インダストリーPlc(ユーコム)はセル式移動体電話子会社トータル・アクセス・コミュニケーションCo Ltd(TAC)をタイ通信局(CAT)との合弁経営に転換する。
ユーコムは17日、以上の方針を発表したが、詳細は明らかにしなかった。タイ第2位のセル式電話会社のTACは2つの周波数の全国ネットワークの営業権(22年)を認められ、目下シンガポール証取(SES)への一次上場を準備している。一方、モトローラ製通信機材の国内代理権を有する親会社のユーコムにはモトローラが13%出資している。キャピタル・ノムラ証券のアナリストは、CATの資本参加は、1月1日に発効した利益分与率の12%から25%への引き上げに伴うもので、CATに支払われる最低111億バーツ(S$6.45億)のロイヤルティーも引き下げられるものと予想する。これによりTACは事業拡張の資金を確保できると言う。(BT:2/18)
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