SEAnews 1996-04-26 ArtNo.5846

【クアラルンプル】ウィリアム・チェン氏のライオン・グループが進める20億Ｍドルのメガスチール事業に第3の出資者が1億8000万Ｍドルを拠出(30%)する見通しだ。
メガスチールSdn Bhdとライオン・グループが株主に宛てた回状の中で明らかにしたところによれば、政府の認可を得た後、サード・パーティーは6億Ｍドルの株式資本の30％のシェアを占めることになる。同回状はサード・パーティーの社名を明らかにしていない。これ以前に報じられたところではライオン・グループのシェアは20％、ライオン傘下のアムスチールは、その子会社(70%出資)を通じて50％のシェアを握る。メガスチールはスラゴール州クランのバンティンに工場を設け、1998年半ばに操業を開始、初年度にフラット・スチール100万トンを製造、2001年までに年産200万トン、年商20億Ｍドルの達成を目指す。ライオンとアムスチールは昨年200万トン以上の熱間圧延鋼、ストリップ製品を輸入したと言う。(MBT:4/25)