【クアラルンプル】ケミカル・カンパニー・オブ・マレーシア(CCM)は16日、第4の薬剤会社ワーナー・ランバート・マニュファクチュアリングSdn Bhd(WLM)の買収計画を発表、好収益の期待できる薬品市場進出の意欲を改めて示した。
それによると、CCMは米国拠点のRenrall Ltdから後者子会社のWLMを1370万Mドルで買収する契約を結んだ。WLMは薬品/ヘルスケアー製品の製造を中核業務としている。CCMはこれ以前に薬品会社3社、Upha Pharmaceutical Manufacturing(M)Sdn Bhd、Upha Corp Sdn Bhd、Hohan Medical Company Sdn Bhdの全権益を買収する計画を発表しており、これら3社と同様今回も現金による買収が図られる。CCMはICIペイントの持ち株50.1%をプルモダラン・ナシオナルBhd及びICIマレーシア・ホールディングズSdn Bhdに売却して手に入れた、1億6000万Mドルの現金準備が有り、4社の買収コストはいずれも同現金準備により賄われる。一方、WLMは改めてワーナー・ランバートUSA子会社のパーク・デイビスSdn Bhdと薬品/ヘルスケアー製品の製造・包装請負契約を結んだ。パーク・デイビスは今後も既存製品のマレーシアにおける販売を続けると言う。(MBT:2/17)