1996-04-24 ArtNo.5820
◆<馬>フェイバー/トンカ/アジア・ラブ、病院支援契約獲得
【クアラルンプル】フェイバーBhd、トンカ・ホールディングズBhd、アジア・ラブ(M)Sdn Bhdに率いられる3コンソーシアムが全国のホスピタル・サポート・サービス民営化契約を獲得した。
エーシアン・ストラテジー・アンド・リーダーシップ・インスティテュートが、ナショナル・インスティテュート・パブリック・アドミニストレーション及びプライス・ウォーターハウス・コーポレート・ファイナンスの協賛を得て催した2日間の全国民営化サミットの席上、チュア・ジュイメン保健相が明らかにしたところによれば、フェイバー社はプルリス/クダ/ペナン/ペラ/サラワクの6州、トンカはヌグリ・スンビラン/マラッカ/ジョホールの3州、アジア・ラブはクアラルンプル/スラゴール/パハン/トレンガヌ/クランタンの1連邦直轄地・4州の、医療廃棄物管理/清掃サービス/ランドリー・サービス/設備エンジニアリング・メンテナンス/バイオ・メディカル・エンジニアリング・メンテナンスを向こう15年間にわたり引き受ける。正式契約は6月に調印され、9月から民間の手によるサービスがスタートする。これにより政府は3700人を削減でき、人手不足の政府病院の看護婦や職員は病人の看護や他の職務に専心できるようになる。民営化請負企業には環境基準を満たす焼却炉やその他のインフラ施設を整備し、5年以内にISO9002の認定を受けることが義務づけられる。政府は8人のエンジニアから成るクワル・スリアと称するチームを組織し、民営化後のサービス状況をモニターする。また民間コンサルタントが近く指名されると言う。(MBT:4/23)
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