【マニラ】ザ・エーシアン・インフラストラクチャー・グループ(AIG)はマブハイ・ホールディングズ・コープ(MHC)が進める3億1000万米ドルの水道事業に融資する方針を決めた。
マレーシア企業マルファのフィリピン証取上場子会社、MHCとインフラストラクチャー・ホールディングズ・アンド・デベロプメント・コープの合弁に成るthe Sierra Madre Water(SMW)はフィリピン政府から当該水道事業の25年のBOT(建設/経営/引渡)契約を獲得している。SMWのRoland Zosa社長が先週明らかにしたところによれば、AIGは融資を認めたが、具体的な額は明らかにできない。しかしコストの30%は自己資本で、35%はサープライアーズ・クレジットで、35%は社債とローンで賄われる。同社は既にメトロポリタン・ウォーター・ワークス・アンド・スーウェッジ・システム(MWSS)に計画書を提出しており、承認されれば、来年1月に着工、1998年12月までの稼働を目指す。完成すれば、日量6億5000万リッターの水供給が可能になると言う。(BT:4/22)