1996-04-23 ArtNo.5802
◆<馬>ダイムラー子会社、巡視艇建造計画に通信機器納入目指す
【クアラルンプル】ダイムラー・ベンツ・グループ傘下のHarenuk Marine Komunication GmbH(HMK)はマレーシア海軍の56億Mドル新世代オフショア・パトロール船(NGOPV)プロジェクトへの通信機材納入を目指している。
HMKのReimer Stieglitz販売課長が、地元代理店デフコム・サービシズSdn BhdのアンソニーJ.シルバ重役(GM)とともに、NST紙に語ったところによれば、同社は1980年以来マレーシア海軍に通信機材を納入してきた実績を有し、マレーシア工業化計画(MIP)に基づき地元企業と合弁で地域拠点を設ける計画も進めている。マレーシア政府は外国企業にMIPの下、地元企業と合弁を組みNGOPV事業に参加するよう勧告している。既に80社以上がNGOPVの潜在納入業者としてリストアップされている。HMKはペラ州ルムの海軍工廠近くにオンサイト・アフター・セールス技術支援ユニットを設けていると言う。(NST:4/22)
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