1996-04-23 ArtNo.5798
◆<馬>Xircom、初年度にM$2.5億売上見込む
【ペナン】米国カリフォルニア拠点のXircomインクが完全出資するXircomオペレーションズ(M)Sdn Bhdのペナン工場は操業開始後第2四半期に早くも採算ベースを実現、今年9月末締めの初年度に2億5000万Mドルの売上を見込んでいる。
ジェフリー・タン副社長兼MDによると、バヤン・ルパス・インダストリアル・ゾーンの工場は昨年9月に初の5000枚のPCMCIA(パーソナル・コンピュータ・モデム・コネクティビティー・インターフェース・アソーシエート)カードを生産後、最初の第1四半期に4万枚、第2四半期には16万枚を製造、今(第3)四半期は22万枚、第4四半期には30万枚の製造を目指す。第2四半期の売上は3750万Mドルで、5%以上のマージンを享受した。Xircomのマレーシアにおける営業額は第2四半期に1億1300万Mドルを記録、第1四半期のそれを20%上回った。また第1四半期の190万Mドルの赤字から350万Mドルの黒字に転換した。ペナン工場は目下400人を雇用、更に40人の補充を予定している。Xircomペナンはまた今年2月以来、アジア太平洋地域倉庫ビジネスや世界的なXircom製品の流通業務を通じた付加価値活動も手掛けている。同社製品のアジア太平洋地域における売上は昨年50%の成長を見、今年は更に33%増の4000万Mドルが見込まれている。(NST:4/22)
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