1996-04-20 ArtNo.5766
◆<馬>MRCB/KTM、KLセントラル開発合弁契約に調印
【クアラルンプル】マレーシアン・リソーシズ・コーポレーションBhd(MRCB)は18日、マラヤ鉄道(KTM)及びプンビナアン・ルザイSdn Bhd(PRSB)と、ブリックフィールド操作場にKLセントラル・ステーションやその他の施設を開発する総額30億Mドルと見積もられる合弁契約に調印した。
合弁会社クアラルンプル・セントラルSdn Bhd(KLSSB)に対するMRCBの出資率は64.38%、KTMは26%、PRSBは9.62%。新会社はまた政府及びシャリカット・タナ・ダン・ハルタSdn BhdとKTMから28.8haの保留地の管理を引き継ぐ契約を結んだ。MRCBのアブ・バカル・ハジ・アブドル・カリム重役(MD)によると、中央鉄道駅はは3.72haの土地に5億Mドルを投じて建設される。この他第1期工事ではMRCBタワー、コーポレート・スイート、コンドミニアム、小売センター、専門用途のオフィス・ビルが設けられる。その後さらにホテル、オフィス・ビル、スポーツ・センター、講堂、サービス・アパートが建設され、開発される総床面積は2942万平方フィートに達する。中央駅は1998年の英連邦競技会以前に完工、KTMインターシティー・トレーン、KTMコミュータ・トレーン、軽便鉄道が乗り入れる。新クアラルンプル国際空港や新行政都市プトラジャヤとも快速列車でリンクされ、旅行者は駅内のシティー・エアターミナルで旅行用荷物をチェックインした後、快速列車により35分で新空港に到着できる。駅ビルの床面積は56万2000平方フィート、1日13万8400人の処理が可能で、2000年までに年間利用者は5060万人に達する見通しだ。新駅完成後、既存のKL鉄道駅はイースタン&オリエンタル・エクスプレスや他の観光用途に利用される。KLSSB幹部によると、第1期工事の入札申請は来月締め切られる。既に内外の企業12社が資格審査を通過している。第2期工事以降の入札募集の時期は市場動向を見て決定されると言う。(NST,MBT,LZ,ST,BT,LZ:4/19)
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