1996-04-20 ArtNo.5762
◆<星>富士通、グループウェア市場の10%のシェア目指す
【シンガポール】富士通は18日、アジア太平洋地域の8000万米ドルと見積もられるグループウエア市場の少なくとも10%を獲得することを目指す野心的計画を発表した。
富士通は同計画を英国の情報技術会社ICLとの合弁会社、チームウエア・アジア・パシフィック(TAP)を通じて実行する。TAPはビジネス用途のグループウェア製品を開発しているが、これまで日本を除くアジア地域ではあまり活発な活動を行って来なかった。しかしこの日同社はシンガポールとマレーシアにアジア太平洋地域オフィスをオープン、今後はアジア重視の新戦略を展開すると言う。マイクロソフト、ノベル、ロータスが同地域におけるグループウエア製品の主要な競争相手になる。(ST,BT:4/19)
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