1996-04-19 ArtNo.5752
◆<星>生産性標準局、400-500社の有望中小企業育成
【シンガポール】シンガポール生産性標準局(PSB)は、向こう10年間に400-500社の潜在性有る地元中小企業(PSME)を潜在性有る地元企業(PLE)に育成する計画だ。
PSBが17日発表したところによれば、これらの400-500社の地元企業は、経済開発局(EDB)が向こう10年間に育成を目指す年商1億Sドル以上のアジアの多国籍企業100社のベースになる。PSBは同目標を実現するため、個別企業、個別産業、中小企業総体の3方面から支援を提供する。個別企業ベースの支援は5つの審査基準をクリアーしたPSMEに提供され、これらの条件には営業額/従業員1人当たりの付加価値生産がいぜれも業界の平均を上回ること、事業の成長潜在性、良好な顧客基盤、新製品の開発能力、製品/サービスの輸出能力、管理者の指導能力等が含まれる。個別産業ベースの支援にはグルーピング、フランチャイズ、インダストリアル・モデル、クラスター・デベロプメント等の方式が採用され、また総体としての支援では新設の地元企業アップグレーディング・センター(LEUC)が重要な役割を担うことになると言う。(ST,BT,LZ:4/18)
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