1996-04-19 ArtNo.5749
◆<星>シングテル、インドネシアPCN/台湾移動電話に照準
【シンガポール】シンガポール・テレコム(シングテル)はインドネシアにおけるPCN(パーソナル・コミュニケーション・ネットワーク)及び台湾におけるモービル・フォーン/ページングの営業権獲得を目指している。
シングテルのリー・シエンヤン社長兼CEOが17日催されたユニバーサル・ワイヤレス・コミュニケーション会議に出席後、記者団に語ったところによると、インドネシア当局はPCNライセンスを今年入札にかける計画で、台湾におけるモービル・フォーンとページング・ライセンスの入札も近く募集される見通しだ。リー氏は「台湾の経済的ファンダメンタルを信頼しており、最近の中台関係の緊張もこうした信頼に影響を及ぼさない。リスクはどこにでも存在し、ビジネスの一部とも言える」と語ったが、インド市場については同国の市場開放の方針が固まっていないことから観望していると言う。(ST,BT,LZ:4/18)
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