【クアラ・プルリス】ボスニア・ヘルツェコビナの政府系企業エネルゴインベストd.d.とマレーシア企業リボルーショナリー・テクノロジー・ホールディングズSdn Bhdの30:70の合弁会社エネルゴMAL Sdn Bhdが2100万Mドルを投じてクアラ・プルリスに設ける新工場では1シフト体制で年間高電圧SF6サーキット・ブレーカー200台とSF6交流変圧器700台を製造する。
エネルゴMALのアブドル・ハミド・ザイナル・アジム会長が先週金曜(4/12)催された工場起工式の席上語ったところによると、工場は今年末に完工、来年3月から操業を開始する。当初従業員は54人で、6年後には100人に拡大される。製品はベンダー・デベロプメント・プログラムの下に電力会社トゥナガ・ナシオナルBhdに納入される。新会社は先ず国内需要に応じることに専心、その後海外市場進出も検討する。エネルゴMALのズルキフリ・ザイナル・アジム副社長によると、この種の高電圧スイッチを生産するのは域内では初めてのケースで、第2段階ではガス・インサレーテッド・スイッチ、断路器、絶縁器具、送電塔、陶製品等の製造が手掛けられると言う。(STAR:4/15)