1996-04-15 ArtNo.5692
◆<馬>マーシン、Vicamの68%権益買収しPC製造
【クアラルンプル】情報技術(IT)企業VicamテクノロジーSdn Bhdの68%の権益を買収したマーシン・グループBhdは、今年第3四半期から後者のマラッカ工場でOEM(相手先商標製造業者)市場向けのコンピューター・モニターの製造に着手、将来は独自ブランドのコンピューター製品の製造を目指す。
これまで不動産開発とプラスチック製品の製造を手掛けて来たマーシンのリョン・ホイクン会長兼社長が12日語ったところによると、Vicamの初年度の売上は3000万Mドルと見込まれる。同社はまたインドネシアにおける大型及びプレシジョン・エンジニアリング・プラスチック製品の製造を計画している。この他スラゴール州バンダル・ピンギラン・スバンの121.5haの土地に開発中のマーシン・インテグレーテッド・インダストリアル・パーク(ASIIP)の12haを自社用に確保しており、ポート・クランとクポンの既存工場を今年末までに同地に移転する。ASIIPはスラゴール州政府がクラン・バリーに開発した総合タウンシップに隣接しており、工業界の強い需要が期待できると言う。(MBT:4/13)
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