1996-04-13 ArtNo.5680
◆<馬>フォース・シフト、ソフト産業の300%成長見込む
【ペナン】米国拠点のソフトウェアー企業フォース・シフト・コーポレーション(FSC)は、アジアのコンピューター・ソフト産業が200~300%の成長を遂げるものと予想している。
FSCのジョンM.カールソン重役(GM)が11日当地で催された第2回年次ユーザー会議で語ったところによると、95年度の同社世界売上は1億3200万Mドルで、今年は1億4000万Mドルと予想されているが、域内売上については昨年の1400万Mドルから3100万Mドルへの急増が見込まれている。マレーシアの昨年度売上は150万Mドルで今年は500万Mドルに拡大する見通しだ。ペナンとクアラルンプルにおける同社の顧客にはシーゲート、Trane、Kendal、ジレットが含まれる。同社はスタッフや顧客に、ビジネスや製造関連システムに関する短期コースを提供するため、昨年中国天津に3300万Mドルを投じフォース・シフト・ユニバーシティーを設立した。同訓練機関も同社の域内におけるプレゼンス拡大に貢献するものと期待される。今年末までにはホーチミンに、1997年にはインドに、それぞれ事務所が設けられる。同社は営業額の20%を研究開発に投入していると言う。(NST:4/12)
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