1996-04-13 ArtNo.5677
◆<馬>環境省、触媒コンバーター装備義務づけを再度提案へ
【クアラルンプル】科学技術環境省は近く全ての新車に触媒コンバーターの装備を義務づける提案を再度閣議に提出する方針だ。
ロー・ヒエンディン科学技術環境相が11日、デルフィ・エナジ・アンド・エンジン・マネージメント・システムの触媒コンバーター工場開所式に出席後語ったところによると、環境局(DOE)の提案内容はディーゼル車の場合UN/ECE R24249、ガソリン車の場合UN/ECE 1504、オートバイの場合UN/ECE R40の各基準に基づいており、2年前に最初に閣議に提出された際はコストが嵩むとの理由で、否決された。しかし今や自動車メーカーは地元でコンバーターを調達できるようになったことから、この方面のコストは軽減されるはずである。既に4輪車製造業界は同基準導入に向け準備を進めているが、オートバイ製造業界は依然として消極的姿勢を保っている。マレーシアにおいてはオートバイが路上交通の主要な手段となっており、メーカーはその環境に及ぼす影響の大きさを理解する必要がある。環境省は同問題を近くオートバイ業界と協議する方針と言う。(NST,MBT:4/12)
|