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1996-04-13 ArtNo.5670
◆＜星＞スンバワンのコジェネレーション計画、一歩前進
【シンガポール】スンバワン・プロジェクツ・エンジニアリングCo(SEMPEC)のサクラ島ユーティリティー・センターにおけるコジェネレーション・プラント建設計画は、11日調印されたイーストマン・ケミカルCoとのユーティリティー・サービス仮契約により実現に向け大きく前進した。
ＳＥＭＰＥＣのタン・キンフェイ重役(MD)は、コジェネレーション計画の実現は政府がいつラインセンスを発行するかにかかっていると語った。ＳＥＭＰＥＣのコジェネレーション・プラントはイーストマンのオキソ・プラント副産物のスチームを発電エネルギーとして利用するものと見られる。タンＭＤによるとイーストマンとの契約は15年で、ＳＥＭＰＥＣはイーストマン・プラントの支援施設に1億Ｓドル以上を投じる。これらにはプロパンからプロピレンを分離する装置が含まれ、プロピレンはイーストマン工場に、プロパンはシンガポール・リファイニングCo(SRC)に供給される。この日はＳＲＣもオキソ工場に原料を供給する仮契約に調印した。ＳＥＭＰＥＣはサクラ島におけるユーティリティー施設建設に向け昨年子会社ＳＥＭＰＥＣユーティリティーズ・アンド・ターミナルズPte Ltd(SUT)を設立しており、ＳＵＴは5月28日にプロジェクトの第1期工事に着手することになっている。(BT:4/12)
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