SEAnews 1995-02-18 ArtNo.567

【クアラルンプル】排気量500ｃｃ以上のいわゆるスーパーバイクの輸入関税が2月7日からこれまでの120％から94年度予算以前の60％に引き下げられたことから、輸入業者、ディーラーらは売上の急増を期待している。
ＢＭＷバイクのスポークスマンによれば、93年を通じてこの種のバイクは約800台販売されたが、93年11月1日以降は僅かに50台が売れたに過ぎないと言う。ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ製バイクを手掛けるモーターサイクル・セールス・センターも93年には400台以上売れたが、94年は100台がやっとだったとし、減税に伴う販売成績回復に期待を表明した。またDucatiおよびCagivaモターサイクルのディストリビュータ、エダラン・プクマスのセールス担当者は既に注文が殺到しており、15日だけでも4件の注文があったとしている。例えばホンダ・ゴールドウィングはこれまで10万9000～11万Ｍドルしたが、減税後は8万Ｍドル前後で手に入ると言う。(NST:2/17)