1996-04-13 ArtNo.5669
◆<星>イーストマン、US$4億オキソ・プラント建設
【シンガポール】米国の総合化学会社イーストマン・ケミカル・カンパニーは総額4億米ドルを投じてサクラ島にオキソ・プラントを建設する。
イーストマン・ケミカル・アジア・パシフィックのブルース・モアー社長が11日に催されたスンバワン・プロジェクツ・エンジニアリング・カンパニー(SEMPEC)とのユーティリティー・サービス仮契約の調印式後語ったところによれば、同プロジェクトの第1期と第2期工事にイーストマンおよびその支援企業は2億米ドルを投資、うち1億米ドルはスンバワン・プロジェクツ・エンジニアリングCo(SEMPEC)のユーティリティ・センターに投じられる。第3期工事は採算状況や市況を見て着手される。第1期工事は来年第1四半期に着工、98年半ばまでの稼働が目指される。第2期工事は98年末の完成が予定されている。アルデヒドやエチルヘクサノールなどの製品は樹脂、被覆剤、ビニール化合物メーカーなどに供給される。また原料はシンガポール・リファイニング・カンパニー(SRC)から供給を受けると言う。(ST,BT,LZ:4/12)
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