1996-04-12 ArtNo.5662
◆<馬>システム市場、今世紀末にはUS$12.6億に
【クアラルンプル】昨年6億1243万米ドルを記録したマレーシアのシステム市場は2000年には12億6000万米ドルに拡大する見通しだ。
市場調査会社IDCによると、昨年はPC(パソコン)が全体の75.9%を占めトップ、以下ワークステーションが3.4%、スモール・システムが8.5%、ミディアム・システムが7.9%、ラージ・システムが4.3%となっており、PCのシェアは2000年までに80%以上に拡大する見通しだ。今世紀末までにPCサーバーの売上は188%増の8085万米ドルに達し、スモール・システムのそれは5209万米ドルから9673万米ドルに拡大する反面、ラージ・システムのそれは2651万米ドルから921万米ドルに縮小、ミディアム・システムも4547万米ドルに267万Mドル減少する見通しだ。
昨年のPC販売に限って見ると、デスクトップPC(パソコン)が全体の81.4%、総額4億6478万米ドルでトップを占め、以下、ポータブルPCの12.6%、PCサーバーの6%と続く。エイサー、コンパック、ヒューレット・パッカード、NEC、ASTがトップ5ベンダーで、これら5社だけでユニット販売の43.5%、販売価格の44.1%を占めた。(MBT:4/10)
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