1996-04-11 ArtNo.5651
◆<馬>首相、プルワジャ前MDに対する根拠のない批判に遺憾
【クアラルンプル】マハティール首相は9日、政府があらゆる手段を尽くしてプルワジャ問題を解決することを誓約するとともに、同社の25億Mドルの損失を生じさせた不正行為を行った者の責任を追及することを約束した。
しかし首相は、「プルワジャはスタートから円ローンの返済負担で困難に直面していたが、エリック・チア前重役(MD)が経営権を握って後、こうした状況は有る程度改善された。しかし依然として赤字経営から抜け出すことができず、その結果チア重役に批判の矛先が向けられるようになった」、「誰にしろ証拠なくエリック・チアが職権を濫用したと主張することはできない」等と述べ、国会特権を利用した野党の追及に遺憾の意を表明した。(ST,BT,LZ:4/10)
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