1996-04-10 ArtNo.5631
◆<星>生産性標準局、中小企業支援体制を強化
【シンガポール】国家生産政局(NPB)とシンガポール工業規格研究所(SISIR)を統合して発足したシンガポール生産性標準局(PSB)は、地元中小企業の成長を支援するため、新たなセンターを設立する。
ヨー・チュートン通産相が8日催されたPSBの発足式典の席上明らかにしたところによると、同センターは中小企業に適切な情報や支援を提供する。また既存の地元企業融資スキーム(LEFS)及び地元企業技術支援スキーム(LETAS)の規準が緩められ、より多くの企業が低利ローンや補助を受けられるようになる。例えば両制度を利用できる企業の従業員数の上限はこれまでの100人から200人に、固定資産の上限は300万Sドルから500万Sドルに、融資上限は200万Sドルから500万Sドルに、政府のリスク負担は50%から70%に、それぞれ引き上げられる。一方、PSB会長に就任したリム・ブンヘン無任所相兼全国労働組合会議(NTUC)書記長によると、PSBは向こう10年間の全国生産性計画立案のリード役を務める。同計画は来年初までに完成すると言う。(ST,BT,LZ:4/9)
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