1996-04-10 ArtNo.5629
◆<星>来年は新たに30万人がインターネット・サービス契約
【シンガポール】サーベー・リサーチ・シンガポール(SRS)の調査によれば、15~59歳の年齢層225万人の半数強に当たる113万5000人のシンガポーリアンがコンピューターを利用、その4分の1の29万1000人がインターネットにアクセスしており、向こう12~15カ月間には別に30万人近くがインターネット・サービス契約を結ぶ見通しだ。ちなみに3つのインターネット・アクセス・サービス会社の契約者は現在約10万人と言う。
SRSが今年2月に約530人に電話インタビューを行い、調査したところによれば、シンガポーリアン・インターネット利用者の平均的プロフィールは年齢15-34歳、高校以上の学歴を有する華人男性の専門職/マネージャー/ビジネスマンで、利用者の39%は自宅、38%はオフィスでインターネットにアクセスしている。また1週間の平均アクセス時間は3.9時間で、76%の者が今後更に多くの時間をインターネットに費やすものと予想した。利用法は情報の検索と電子メールの交換が主で、この他、マーケッティングへの利用に関心が寄せられている。SRSは現在のところインターネット利用者の大部分は男性だが、今後は高等教育を受けた女性の利用者が増えるものと予想している。(ST:4/8)
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