1996-04-09 ArtNo.5619
◆<馬>Watta、単車/工業用バッテリー製造計画
【クアラルンプル】自動車用バッテリーの製造では22年の経験を有し、マレーシア最大の相手先商標請負業者(OEM)に数えられるWattaホールディングズBhd(WHB)は1998年にはオートバイと工業用バッテリーの製造に乗り出す計画だ。
クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指すWHBのCSチョン会長が5日催された公募抽選会の席上語ったところによれば、工業用バッテリーは独自商標で売り出すことを検討している。またドイツ及び日本の企業と新たなOEMビジネスの商談を進めており、来年までに月間9万~18万ユニットの新規受注を見込んでいる。国内スペアー・バッテリー市場の20%のシェアを握り、35カ国に製品を輸出している同社は、国内ディーラー及びディストリビューターの数を現在の2000社から3000~4000社に増やし、1998年には国内シェアを30%に拡大する計画だ。同社は最近日産14トンの酸化鉛工場の試運転を開始、9月には同規模のもう1つの工場の稼働を予定している。このほど公募された243万7000株には133倍の応募が有り、ブミプトラ公募分の倍率は158倍、一般公募分は123倍だった。(STAR:4/6)
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