1996-04-09 ArtNo.5613
◆<星>オフィス市場、価格/賃貸料共に値上がり基調維持
【シンガポール】オフィス市況は健全で、ラッフルズ・プレースでは需給が均衡、新規供給物件は迅速に吸収されている。
エドモンド・ティエ&カンパニーのプロパティー・タイムズによれば、マリーナ・センターは目下、一時的な調整期を迎えているが、1997年末まで新規供給が見込まれないことから、急速にバランスが回復される見通しだ。シェントン・ウェイ、ロビンソン・ロード、セシル・ストリートの比較的古いビルに入居しているオフィスは、アフロ・アジア・ビルやシン・クワン・ハウスの再開発に伴い中央ビジネス街周辺の新ビルに移転するものと見られる。ラッフルズ・プレースの優良オフィス・スペースの価格と賃貸料は安定した上昇基調を維持する見通しだ。(ST,BT,LZ:4/8)
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