1996-04-09 ArtNo.5611
◆<星・日>合弁会社、、パキスタンでUS$150億都市開発
【イスラマバード】シンガポール拠点のアジア・チャレンジ・インベストメンツ(ACI)及び親会社のAPGホールディングは現地のMGグループとパキスタンの首都イスラマバード近郊に150億米ドルを投じて人口50万人のニュータウンを開発することで合意した。
ACIが7日明らかにしたところによると、同社はAPGとともに、現地のコングロマリットMGパキスタン傘下のMG Hertz及びMG Realtorsとイスラマバード・ニュー・シティー(INC)を開発する合弁協定に調印した。既にパキスタン政府の認可を得た同計画の下、15年間に4000haの土地に9万6000戸の住宅の他、通勤列車、18ホールのゴルフ場、上下水道、電気/ガス供給システム等が設けられ、第1期分の土地購入費及びインフラ整備コストだけで16億米ドルにのぼる。域内のインフラ会社事業を手掛けるACIは、コンサルタント会社Meinhardt Singapore、タウンプラナーのフジタ、建設会社アジア・リンク・コンストラクションの合弁会社で、アジア・リンクはフジタとケッペル・イテグレーテッド・エンジニアリングLtdの合弁会社。またINCのデベロプメント・マネージャーを務めるAPGは年商1億Sドルの投資会社。他方、MGパキスタンは製薬、貿易、不動産開発等を手掛ける多角経営グループと言う。(ST,BT:4/8)
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