1996-04-06 ArtNo.5585
◆<馬>MIMOS、M$3千万投じT3パイプライン導入
【クアラルンプル】マレーシアにおける独占的インターネット・アクセス・プロバイダー“Jaring(ジョイント・アドバーンスト・リサーチ・インティグレーテッド・ネットワーキング・システム)”を経営するマレーシア・マイクロエレクトロニク・システム研究所(MIMOS)は今年第3四半期までに3000万Mドルを投じて45Mbps(メガ・ビット・パー・セコンド)のT3インターナショナル・コミュニケーションズ・パイプラインを導入する。
マレーシア・コンピューター産業協会(Pikom)が3日主催したインターネット会議/展示会の席上、MIMOSのモハド・トゥンク・アズマン・シャリファディン所長が語ったところによると、現在Jaringは1.536MbpsのT1パイプラインと2.038MbpsのE1パイプラインにより、それぞれカリフォルニア州のストックトンとハイワードにリンクされている。今年3月15日時点で国内のインターネット契約者は2万3000人を数え、急増する需要に対応するため、広帯域ネットワークを増設する方針を決めたと言う。 一方、MIMOSが向こう3カ月以内に法人化されるのに伴い、間接費等の営業コストを配慮せねばならなくなるが、非営利団体としてのステータスは維持されるため、Jaringの運営は影響を受けないと言う。(NST,MBT:4/4)
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