1996-04-06 ArtNo.5579
◆<星>ブラック&デッカー、R&D/地域本部オープン
【シンガポール】ブラック&デッカーは3日、パイオニア・ロードに2900万Sドルを投じて設けた、地域本部も兼ねる電動工作機械工場と製品設計・開発センターの開所式を行った。
同社は1984年に家電工場を設けて以来シンガポールで業務を続けてきたが、昨年6月にローエンド製造活動から高付加価値業務に転換し、電動工作機械の製造/設計・開発を行う方針を決めた。同社は経済開発局(EDB)と国家科学技術局(NSTB)から税優遇と資金援助を得ている。ジョーゼフ・ガリ社長はアジア地域での事業計画について、シンガポールは同社のマザー・ハブとして機能すると述べている。97年第4四半期までに、蘇州工業団地の同社電動工作機械工場はフル操業態勢に入る予定で、蘇州を含む同社アジア工場に対するマザー・ハブ、シンガポールのR&Dや製造経験の貢献が期待されると言う。(ST,BT,LZ:4/4)
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