1996-04-04 ArtNo.5571
◆<馬>ブルジャヤ、トランスウォーター株主に公開買付提案
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場のトランスウォーター・コーポレーションBhd(TCB)の28.9%権益を買収、持ち株比率を40.68%に高めたブルジャヤ・グループBhdは2日、1株11.20MドルでTCBの残余株式の公開買付を提案した。
ブルジャヤ・グループがこの日発表したところによれば、同社はTCBのウォン・シュンピン会長、チョイ・コクオン取締役、株主のコン・ケンリン氏と、これら3氏からTCBの28.9%のシェアを4270万Mドル、したがって1株当たり11.20Mドルで買収することで合意した。買収手続きが完了後、売り手は現在享受している条件と同じ条件で向こう3年間引き続きTCBに勤務する。TCBはインダ・ウォーター・コンソーシアムが手掛ける下水道改修プロジェクトの管理を請け負ったマネージメント会社の1社で、またブルジャヤ・グループはインダ・ウォーター社を100%所有するプライム・ユーティリティーズBhdの21.65%の権益を握っている。ブルジャヤ・グループはその声明の中で、今回の権益買収と公開買付を通じて、管理の行き届いた、好収益を上げるエンジニアリング・サービス及びシステム・プロバイダーの支配権益を握ることができるとしている。ブルジャヤはトランスウォーター社の上場資格は維持する方針だ。(NST,STAR,ST,BT:4/3)
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