1996-04-04 ArtNo.5563
◆<星>チャンギ空港ターミナル1、S$4.3億拡張工事
【シンガポール】民間航空局(CAAS)は4億3000万Sドルを投じてチャンギ空港ターミナル1にエアロブリッジ付き駐機場14を増設する。
CAASスポークスマンによると、工事は今年からスタートし、1999年の完成が目指される。これは第2次拡張計画に基づくもので、目下進められている第1次拡張計画では、3億3000万Sドルが投じられ、ターミナル2に22のエアロブリッジ付き駐機場が建設される。エアロブリッジは2つのピアに各11づつ設けられ、第1ピアは既に完工、第2ピアも今年年央には完成する。これによりターミナル2のエアロブリッジは31となる。ターミナル1のそれは現在22で、第2期拡張工事が完成すれば、チャンギ空港のエアロブリッジ付き駐機場は合計67となる。乗客はエアロブリッジを通じてターミナルと航空機の間を直接往来でき、駐機場とターミナルの間をバスで往復する必要がない。
第2次拡張計画にはこの他、ブリッジのない9つの遠隔駐機場や貨物/乗客/スタッフ輸送のための2つのトンネンルの建設、店舗スペースやインフォメーション・カウンターの増設、造園工事が含まれる。こうした拡張計画はターミナル3を建設する前に既存のターミナル1とターミナル2の許容能力を最大限に拡大するためのもので、ターミナル3の建設の期日は未定と言う。(ST:4/3)
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