1996-04-03 ArtNo.5558
◆<馬>フジエア、内外エアコン市場の地歩確保目指す
【クアラルンプル】フジエア(M)Sdn Bhdは先端的イオン化空気浄化システムを武器にマレーシアや国際エアコン市場における地歩を確立する計画だ。
チョン・ウンチュー重役(MD)が1日記者会見し明らかにしたところによると、同社の1馬力、1.5馬力、2馬力、2.5馬力のエアコン価格は、同レベルのナショナル製品のそれを下回る。マレーシア国内のディラーの反応は良好で、南アフリカ、ギリシャ、南米諸国、クウェートからも引き合いを得ている。これらの製品は来週中にマレーシア市場に投入され、4月半ばから輸出も開始される。この他、日本パートナーとのエアコン備品の合弁製造も計画されている。1989年にトヨヤマ・エレクトリックとして発足、95年に現在の社名に改めた同社の払込資本は約100万Mドル、スラゴール州バトゥ・ケーブの1万5000平方フィートの工場従業員は目下50人で、内30人が生産労働者だが、依然としてリクルートを続けている。同社は向こう3乃至4年以内にクアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指すと言う。(MBT:4/2)
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