SEAnews 1996-04-02 ArtNo.5540

【ポート・クラン】クラン・ポート・マネージメントSdn Bhd(KPM)は第2次拡張計画の下、向こう5年間に5億Ｍドル以上を投じて設備の補充／改善を図る。
ＫＰＭのアブドル・ハミド・ハルン重役(MD)が先週末記者会見し明らかにしたところによれば、一般貨物用バース2つがコンテナ・バースに転換され、既存の3つのコンテナ・バースに追加される。カーゴ・ヤードもコンテナ・ヤードに転換され、荷役処理施設の改善が図られる。荷役処理施設の改善にはプライム・ムーバーの追加購入が含まれ、また今年末までに総額1600万Ｍドルのクレーン3基がアルゼンチンから輸入される。手持ちクレーンはこれにより7基となるが、1998年には12基、2000年には15基に拡大される。1992年にクラン港湾局からノース・ポート、サウス・ポート、ドック・ヤードの管理を引き受けたＫＰＭは1993年には397万Ｍドルの損失を出したが、1994年には1488万Ｍドルの税引き前利益を計上したと言う。(BT:4/1)