1995-02-17 ArtNo.554
◆<馬>TI子会社、政府部門へのソフト売り込み目指す
【クアラルンプル】テキサス・インストルメンツ(TI)の子会社アドバーンスト・インフォメーション・マネージメント(AIM)はソフト開発ツールのインフォメーション・エンジニアリング・ファシリティーズ(IEF)の売り込みに本腰を入れている。
TIアジアのテン・チェンチョン重役(GM)が14日に催された「政府情報システム開発における成功の鍵」と題するセミナーで明らかにしたところによれば、同社製ソフト製品のマレーシアにおける昨年の売上は前年の2倍に拡大、今年も好調な売上増が期待できる。テン重役は具体的数字は示さなかったが、AIMは100万~200万米ドルのIEF販売を目指しているようだ。米国では、政府部門に広くIEFが普及しているが、マレーシアではテレコム、バンク・シパン、バンク・プンバグナン、理科大学(UTM)、郵便会社ポス等、少数の顧客に限られている。AIMはテレコムの人材資源システムやバンク・プンバグナンのローン・システムを開発した実績を有し、内国歳入局も同社ソフトウェアーに関心を寄せていると言う。(MBT:2/15)
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