1996-04-01 ArtNo.5528
◆<馬>KLオフィス・スペース、100%拡大:中央銀行
【クアラルンプル】クアラルンプル市内及び周辺のオフィス・スペース供給量は1995年末時点の310万平米から1998年末の630万平米に100%以上拡大する見通しだ。
中央銀行の年次報告書によれば、昨年末のオフィス・スペース・ストックは1994年末に比べ15.3%の拡大を見た。1994年には22件、95年には39件の新規オフィス・ビル・プロジェクトが存在、昨年度分だけで、完成時に140万平米の賃貸スペースが新規供給される。こうした供給増に関わらず、オフィス・スペースの稼働率は94年の97%から95年の93%に僅かな下降を見たにとどまったが、一等地のゴールデン・トライアングル地区の月間平均賃貸料は平米当たり37.70-59.20Mドルに7.6%、2等地では同28-53.30Mドルに13%下降している。(STAR:3/30)
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