【クアラルンプル】シトロエン・インターナショナルはウサハサマ・プロトンDRB Sdn Bhd(USPD)との技術提携下に多目的自動車の製造も計画している。
シトロエンのチャールス・エルバル取締役が28日語ったところによれば、この種の計画を実現するには先ずフランスの部品業者にマレーシアにおける部品の合弁製造を説得する必要がある。またそのためにはシトロエンAXをモデルとしたUSPDシトロエンのマレーシアにおける乗用車製造計画を成功させ、当地に十分な需要が存在することを信じさせねばならないと言う。
一方、USPDのラシド・ラヒム重役(CEO)によると、シトロエンAXの改良型乗用車は4月5日から売り出される。先ず1.1リッター・エンジン車が5月の第1週に、次いで1.5リッター車が12月までに、更に来年初旬に1.4リッター・モデルが市場に投入される。USPDは6月までは月間960台、7月中に同2000台、年末までに同2500台の製造を目指す。パハン州プカンの工場は最終的に年間8万台を生産することになる。1.1リッター車の売り出し価格はプロドゥア・カンチルとプロトン・カーの中間に設定され、中間価格帯のファミリー・カーとして販促されると言う。(NST:3/29)