1996-03-30 ArtNo.5505
◆<星>都市再開発局、宅地/工業用地各2区画の入札募集
【シンガポール】都市再開発局(URA)は28日、宅地2区画と工業地2区画の入札を募集、今年の土地セールのスタートを切った。
ビシャンとジャラン・ウッドブリッジの宅地2区画はいずれも99年のリース権付きで、入札の締切は5月22日。前者の面積は2万3500平米グロス・プロット・レシオは1.6倍、最高10階、160-180ユニットのコンドミニアムの建設が可能だ。同地は成熟した住宅区の中心に位置し、各種公共施設にも近いことから、アナリストは熱戦を予想している。後者の面積は3万5500平米、プロット・レシオの指定はないが、最高3階、120-130ユニットの住宅を建設できる。同地はURAが今年売り出すスルタル・ヒル2区画中の優良地に格付けされている。URAは今年24区画、約6000戸分の宅地を入札にかける。
カキ・ブキとトゥアスの工業用地はいずれも60年リース権付きで、締切は6月20日、8年内の完工が義務づけられている。前者の面積は7万5300平米、グロス・プロット・レシオ2倍、クリーン・インダストリー及び軽工業向けの多層工業ビルの開発が可能だ。付近のこれまでの例から床面積1平米当たり650Sドルの値が付く可能性が予想されている。また後者の面積は13万300平米と、政府が放出した工業地としては最大規模、グロス・プロット・レシオは1.4倍。URAは今年別に3区画の工業用地を売り出す計画で、ブキ・バトの16haとカンポン・ウビ・インダストリアル・エステートの11.6haは今年第3四半期に、カンポン・ウビの13.2haは第4四半期になる見通しだ。(ST,BT:3/29)
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