1996-03-30 ArtNo.5504
◆<星>ヨーEDB会長とリム総理府次官が公務員昇級トップに
【シンガポール】経済開発局(EDB)のフィリップ・ヨー会長(49)とリム・シオングアン総理府次官(49)を初めとする52人のエリート行政官が来月1日付けで昇進する。
リー・エックティエン金融管理局(MAS)局長(MD)が28日に催された昇進式の席上語ったところによると、民間部門との給与格差の解消を目指した一連の公務員昇級は今年で終了すると言う。今回の昇進組みのうち、昨年スタッフ・グレード1に昇級したばかりのフィリップ・ヨーEDB会長とリム・シオングアン総理府事務次官はスタッフ・グレード2に昇級する。両氏より上位のスタッフ・グレード3は現在、ギアム・トンダウ大蔵事務次官とリーMAS局長の2人のみである。スタッフ・グレード1の月給は3万6700Sドル。公務員の等級最高位はスタッフ・グレード5。このほか、エディ・テオ国防事務次官はスーパースケールBからAに、キショア・マブバニ外務事務次官とタン・グオンチン住宅開発局(HDB)局長は同CからBにそれぞれ昇級する。52人のうち、タイムスケール内の昇級が19人、タイムスケールからスーパースケールへの昇級が9人、スーパースケール内の昇級が24人で、スーパースケールに昇級する9人の中には、32歳のチャン・ライフン大蔵省副ディレクター、31歳のチャン・エンキット通産省ディレクターなどの若手が含まれている。スーパースケールの最下位等級はGで、月給は1万2400Sドル。(ST,BT,LZ:3/29)
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