1996-03-29 ArtNo.5502
◆<比>ダハルマラ、仏企業と上下水道民営化事業に入札
【マニラ】インドネシアのダハルマラ・グループの上場子会社ダハルマラ・フィリピンズ・インク(DPI)はフランス企業コンパニエ・ジェネラル・デ・オウ(CGE)と提携し、30億~40億米ドルと見積もられるメトロポリタン・ウォーターワークス・アンド・スアリッジ・システム(MWSS)の民営化プロジェクトに入札する。
DPIのアラン・オルティス会長が月曜の株主総会で報告したところによると、同プロジェクトはMWSSとの合弁により、長期的なBOT(建設/経営/引渡)方式により請け負われる。DPIはフランス企業の入札準備やファイナンスを支援する。もし契約を獲得できれば同社の収益基盤は強化される。同プロジェクトにはマレーシア・ホンリョン・グループとその子会社Guocoフィリピン及び地元のベンプレス・グループも入札している。DPIはまたマカティ地区に5500台以上を収容できる7階建て駐車場の建設を計画していると言う。(BT:3/28)
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