1995-02-17 ArtNo.550
◆<馬>北欧ステートオイルがマラッカ製油所第3パートナーに
【クアラランプル】ノールウェーのステートオイル(Den Norske Stats Oljeselskap)がマラッカに建設が予定される製油施設PSR-2の第3のパートナーを務めることになりそうだ。
日量10万バレルの中東産サワー原油を精製し、LPG、ガソリン、ペトローリアム・コーク等を生産する同プラントの建設には、当初カルテックス、台湾のチャイナ・ペトローリアム・コープ、出光興産、韓国のサムスン等が加わっていたが、その後いずれも撤退、こうした中で国営石油会社ペトロンスは昨年11月に米国コノコ・インクと、45:40の出資率で14億米ドルを投資する合弁契約を結んだ。しかし残りの15%のシェアホルダーに関しては明らかにされていなかった。ステート・オイルの参加は当地では知られていなかったが、ノルウェーでは業界の常識とされていたようで、同社は既にペトロナス、コノコと趣意書を交換、今年上半期中に正式契約が結ばれる見通しと言う。(MBT:2/15)
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