1996-03-29 ArtNo.5492
◆<星>コンラッド、ミレニア第2ホテルの経営権獲得
【シンガポール】マリーナ・センターにミレニア・シンガポールを開発中のポンティアック・マリーナは、同コンプレックス内の509室のホテルの経営をカリフォルニアを拠点とするコンラッド・インターナショナル・ホテルズに委託、27日関係契約に調印した。
今年第4四半期にオープン予定の同ホテルはコンラッド・インターナショナル・シンガポールと命名される。コンラッドのアジア地域担当上級副社長D.レガゾーニ氏によると、同ホテルはブティック・ビジネス・ホテルとして位置づけられ、宿泊客は企業顧客が70%、会議顧客が20%、観光客が10%を占める見通しだ。米国ヒルトン・ホテルズ・コープの海外事業部門として82年に設立され、ベルギー、英国、アイルランド、スペイン、トルコ、エジプト、香港、豪州に9つの高級ホテルとリゾートを経営しているコンラッドは、ジャカルタ、バンコク、マレーシア、フィリピン、ベトナム、中国などへもチェーンを拡大する計画と言う。今年1月にミレニア・シンガポールにオープンしたもう1つの超高級ホテル(610室)は米国リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーが経営している。(ST,BT,LZ:3/28)
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